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【米国株・国債・商品】株反落、長期債上昇-リスク回避広がる

更新日時
  • 金や原油など商品が高い、ドル続落などが影響
  • 税制改革巡る動きやロシア干渉疑惑への捜査を市場関係者は意識
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Photographer: Eric Thayer/Bloomberg
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Photographer: Eric Thayer/Bloomberg

17日の米株式相場は反落。S&P500種株価指数は2カ月ぶりの大幅上昇となった前日の勢いを維持できなかった。一方、米国債は長期債を中心に上昇。イールドカーブがフラット化し、経済成長懸念をあおった。

  • 米国株は反落、感謝祭含む週を控えリスク回避
  • 米国債は長期債中心に上昇、イールドカーブがフラット化
  • NY原油は反発、サウジが減産延長を主張-ロシア消極論打ち消し
  • NY金は続伸、税制改革巡る不透明性受けたドル安が背景

  米株式市場にとって変動の激しい1週間となり、S&P500種は今週0.1%安と2週連続で下落した。来週は米国で感謝祭の祝日があって営業日が少ないこともあり、リスク回避ムードが優勢となった。米国債市場では2年債と10年債の利回り差がここ10年で最も狭まり、イールドカーブがフラット化した。

  S&P500種は前日比0.3%下げて2578.85。ダウ工業株30種平均は100.12ドル(0.4%)安の23358.24ドル。ニューヨーク時間午後4時30分現在、米10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し2.34%。

  ニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が大幅反発。石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国は30日のOPEC総会で減産延長を発表するべきだと、サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相が語ったことが買いを誘った。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は前日比1.41ドル(2.6%)高い1バレル=56.55ドル。ロンドンICEの北海ブレント1月限は2.2%高の62.72バレルで終えた。

Faltering Rally

  ニューヨーク金先物相場は続伸。米税制改革の実現に関する不透明性と、ロシア干渉疑惑捜査を巡る懸念が再燃したことを受けたドルの下落が背景。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は1.4%上昇し、1オンス=1296.50ドルで終了。
 
  税制改革の共和党案を下院が前日可決したことで法人税引き下げが実現する可能性は高まったが、上院では債務水準への影響が争点となり、独自案の審議が今も続いている。ダラス連銀のカプラン総裁はこの日、米国の債務の対GDP比率がおそらくは持続できない水準にあると述べた。

  小売株は2日続伸。幾つかの小売業者が予想を上回る決算を発表したことが買い材料視された。スポーツ用品小売り大手のフットロッカーは28.2%高と急伸した。

原題:U.S. Stocks Fall With Dollar as Treasuries Advance: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Bull Flatten as Early Gains Hold Into the Close(抜粋)
Oil Ends Week on Rebound as Saudis Try to Dispel Russia’s Qualms(抜粋)
Trump’s Woes Boost Gold to Copper as Taxes, Russia Weaken Dollar(抜粋)
Retail Stocks’ Death Rattle Delayed Another Day: Sector Wrap(抜粋)

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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