茂木再生相:日本経済、最大の課題は潜在成長率の引き上げ

  • GDPの拡大に比べ、潜在成長率の伸びが「十分追いついてない」
  • 自動走行、健康医療分野で世界最先端を目指したい-第4次産業革命

茂木敏充経済再生担当相は17日夕、ブルームバーグが開催したセミナーで講演し、「日本経済の最大の課題は潜在成長率の引き上げだ」と述べた。

  茂木再生相は7-9月期の国内総生産(GDP)が7期連続で改善するなど安倍晋三政権の下で経済は改善したものの、GDPの拡大に比べ、そのベースとなる潜在成長率の伸びが「十分追いついてない」と指摘した。

  7-9月期の実質国内総生産(GDP、速報値)は前期比0.3%増、年率換算1.4%増と7期連続のプラス成長となった。8期連続となった2001年1-3月期以来16年半ぶり。日銀は潜在成長率を「0%台後半」と推計しており、18年度までの期間を中心に「潜在成長率を上回る成長を維持する」との見通しを示している。

  また、茂木再生相は人づくり革命と生産性革命の実現のため、「年内に2兆円規模の新しい経済パッケージを策定する」と語った。安倍政権は生産性革命の鍵を握る投資によって、「世界に先駆けた第4次産業革命」の実現を掲げており、自動走行や健康医療分野で世界最先端を目指したい、とも述べた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE