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商品関連の運用資産、2013年以来の3000億ドル超え-価格上昇で

  • 原材料価格の活況で商品関連の運用資産が増加-英バークレイズ
  • 主要資源価格指数の回復で運用資産は10月まで3カ月連続で拡大
Copper Smelting And Refining At An Aurubis AG Plant
Photographer: Martin Leissl/Bloomberg
Copper Smelting And Refining At An Aurubis AG Plant
Photographer: Martin Leissl/Bloomberg

原材料価格の大幅上昇などにより商品関連の運用資産が2013年以来の3000億ドル(約33兆9300億円)超えとなったことが、英バークレイズの調査で明らかになった。

  バークレイズの15日のリポートによると、主要資源価格指数は今年半ばの低水準から回復しており、運用資産は10月まで3カ月連続で増加。7月時点の2910億ドルから3050億ドルに拡大した。バークレイズによれば、増加分のうち原材料価格の上昇分が140億ドルを占め、純流入総額は2億ドルにとどまった。

低迷から活況へ

  供給が不足する一方、需要が拡大する兆しが示されたことから、ニッケルや銅、原油、砂糖などが値上がりし、ブルームバーグ商品指数は6月下旬から今月初めにかけて10%余り上昇した。ただ、金属や穀物、エネルギーの世界最大の消費国である中国の経済成長鈍化への懸念が高まる中、投資家らは楽観的過ぎるのではないかとの懐疑的な見方が芽生えつつある。同指数は3月以来の高水準に達した後に低下し、今月15日まで5営業日連続で下げている。

  バークレイズのアナリスト、ウォーレン・ラッセル氏はリポートで「ファンダメンタルズ(需給関係)の面で再び軟化が予想されるため、現在の原油と銅市場の堅調さは来年には弱まる可能性が高い」と指摘した。
  
原題:Funds Hold $300 Billion in Commodities First Time Since 2013 (1)(抜粋)

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