コンテンツにスキップする

ICAP元ブローカー、最低保証ボーナス受け取れず解雇と審判で主張

  • 「扶養する家族があり、将来のために闘っている普通の男」だと訴え
  • 債券デスクの業績悪化を理由に保証されたボーナス断念を社が要求

金融取引仲介のICAP(現TP ICAP)による不当解雇を主張し、数十万ポンドの未払いボーナスの支払いを求める訴えを起こした元債券ブローカーのエイドリアン・ファイエタ氏は15日、ロンドンで行われた労働審判で、自分は「将来のために闘っている普通の男にすぎない」と語った。

  ファイエタ氏は、債券デスクの業績悪化を理由に、保証されていたボーナスを断念するよう求める同社の要求を拒否した後、2014年に休職扱いとなり、最終的に解雇されたと主張。「ガーデンリーブ」と呼ばれる自宅待機とデリバティブ(金融派生商品)トレーディングを自宅で強要されたことによって、1年3カ月にわたり金融業界で求職活動ができなくなったと訴えた。

  同氏は「私には扶養する家族があり、法的費用は非常に高い」と主張した。旧ICAPはタレット・プレボンが買収し、新会社TP ICAP に統合された。同社の広報担当者は、労働審判に関するコメントを控えている。

  労働審判のために準備された文書によれば、ファイエタ氏は受け取れなかった給料と最低保証額のボーナス、会社にとどまっていれば得られたはずのボーナス上積み分の支払いを求めている。ICAPは解雇が不当だったことを認める一方、ファイエタ氏には基本給20万ポンド(約3000万円)に上乗せするボーナスや、保証された同額のボーナスを受け取る権利はないとしている。

原題:Ex-ICAP Broker Sues Over Guaranteed Bonus That Wasn’t Guaranteed(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE