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きょうの国内市況(11月16日):株式、債券、為替市場

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●日本株は反発、好業績再評価と続落反動-任天堂、通信など内需上げる

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  東京株式相場は反発。為替市場で急速な円高が一服、前日までことし最長の続落となっていた反動もあり、良好な企業業績を再評価する買いが広がった。アナリストが目標株価を上げた任天堂などその他製品株が上げ、情報・通信や小売株など内需セクター、電機株も高い。

  TOPIXの終値は前日比17.70ポイント(1%)高の1761.71と6営業日ぶり、日経平均株価は322円80銭(1.5%)高の2万2351円12銭と7日ぶりに上昇。

  ミラボー・アジアのトレーディング担当ディレクター、アンドルー・クラーク氏(香港在勤)は「日経平均は直近高値から6%ほど下落した。来年の日本株相場に対するポジションを考えている投資家にとっては良い投資機会だ」と指摘。来年の日本株は「政治の安定や業績の成長、円安からビッグラリーが来るだろう」とみている。

  東証1部33業種はその他製品、ガラス・土石製品、情報・通信、精密機器、パルプ・紙、化学、小売、医薬品、電機など30業種が上昇、下落は国際原油市況の続落が響いた鉱業と石油・石炭製品に加え、金属製品の3業種。売買代金上位では、クレディ・スイス証券が目標株価を上げた任天堂、野村証券が目標株価を上げたソニー、ゴールドマン・サックス証券が強い買い推奨リストに加えた資生堂、メリルリンチ日本証券が判断を上げたSMCが高い。これに対し、みずほ証券が判断を下げた神戸製鋼所は安い。

  東証1部の売買高は17億7416万株、売買代金は3兆830億円。値上がり銘柄数は1518、値下がりは438だった。

●長期や超長期債が下落、20年入札結果は順調も金利水準不足感との見方

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  債券市場では長期や超長期債相場が下落した。この日に実施された20年債入札の結果自体は順調だったものの、金利水準面で投資家の積極的な買いが見込みにくいとの指摘が聞かれ、徐々に長いゾーンを中心に売りに押された。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の348回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値と横ばいの0.04%で開始し、午後には0.5ベーシスポイント(bp)高い0.045%で推移した。新発20年物の162回債利回りは0.5bp低い0.57%で寄り付いたが、午後には0.58%まで上昇した。

  SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジストは、「20年債入札は幅広い投資家の需要を背景にまずまずの結果となり、いったん相場は小じっかりの展開になった」と指摘。ただ、「もともと買いたいと思っている金利水準の0.6%からは遠く、どんどんカーブがフラットニングしていくような突っ込んで買うニーズはあまりない」と言う。

  長期国債先物市場で中心限月12月物は前日比8銭高の150円87銭で取引を開始。午後に入ると上値が重くなり、一時は横ばいの150円79銭まで伸び悩み。結局は1銭高の150円80銭で引けた。

  財務省がこの日に実施した20年利付国債の入札結果は、最低落札価格が100円45銭と市場予想の100円40銭を上回った。投資家需要の強弱を反映する応札倍率は4.13倍と、前回の4.05倍からやや上昇。一方、小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は3銭と、前回の2銭からやや拡大した。

●ドル・円は小幅高、日本株反発や米金利上昇で買い先行も上値限定

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  東京外国為替市場のドル・円相場は小幅高。この日の米国で連邦準備制度理事会(FRB)高官講演や下院の税制改革法案採決などを控える中、日本株の反発や米金利上昇などを受けてドル買い・円売りが先行したが、上値は限定的だった。

  ドル・円は午後3時42分現在、前日比0.1%高の1ドル=113円03銭。朝方に付けた112円76銭から一時113円11銭までドル高・円安に振れた後は伸び悩み、午後の取引終盤には再び113円台を割り込む場面もあった。前日の海外市場では、米長期金利の低下などを背景に一時112円48銭と10月19日以来の円高・ドル安水準を付けていた。

  三井住友銀行の宇野大介チーフストラテジストは、ドル・円について、「米経済指標、米税制改革法案の進展、株価、米金利動向などが日替わりメニューとなっている中、今は110~115円レンジの真ん中ぐらいの水準でドルの上値は重い」と説明した。

  ユーロ・ドル相場は同時刻現在、横ばいの1ユーロ=1.1791ドル。前日には一時1.1861ドルと10月13日以来のユーロ高・ドル安水準を付けた。ポンド・ドル相場は、0.1%高の1ポンド=1.3177ドル。

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