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シンガー氏のエリオット、アルコア投資縮小-株価上昇で利益確定

  • ルネサンスも持ち株29%減らし、グリーンライトは全保有株売却
  • アルコア株は10月に付けた08年以来の高値から16%下落

米アルニウム生産最大手、アルコアの株価は先月付けた9年ぶり高値から下落しているが、ポール・シンガー氏率いるエリオット・マネジメントなどのヘッジファンドはその前にアルコア株の保有を縮小していたことが今週の各社の届け出で分かった。

  アルコアの2位の株主であるエリオットとルネサンス・テクノロジーズは7-9月(第3四半期)に共に持ち株を29%減らした。デービッド・アインホーン氏率いるグリーンライト・キャピタルは全保有株を売却した。

  アルミ高を背景にアルコア株は今年に入り上げており、投資家は恩恵を受けている。グリーンライトのケースでは、アルコアの平均株価は株式を取得した2016年10-12月(第4四半期)の24.12ドルから売却した7-9月期の終わりまでに40.31ドルと、67%上昇した。

  ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、アンドルー・コスグローブ氏は電話インタビューで、「良い戦術だ。多くの金を稼ぎ、撤退した」と指摘した上で、こうした動きのいずれかがアルコアの見通しに「根本的なシフトをもたらすとは思わない」と述べた。

Enjoying the Good Times

  アルコア株は7-9月期に43%上昇。10月24日に08年以来の高値となる50.31ドルを付けてから16%下げている。

原題:Singer’s Elliott Management, Greenlight Cash In on Alcoa’s Rally(抜粋)

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