ヘッジファンドはフェイスブック買い増し、アップル株売却-7~9月
Brandon Kochkodin、Alan Mirabella-
グリフィン氏率いるシタデル、フェイスブック株の買い手上位に並ぶ
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アローストリートとグリーンライトはアップル株の売り手


ヘッジファンドは4-6月(第2四半期)に処分したフェイスブック株を7-9月(第3四半期)に再び気に入ったようだ。
ケン・グリフィン氏率いるシタデルはフェイスブック株を133万株買い越した。購入額は7-9月期の出来高加重平均価格で計算すると計2億2210万ドル(約250億円)相当。タイガー・グローバル・マネジメント、アパルーサ・マネジメント、バリアズニー・アセット・マネジメントも同株を購入したことが14日の当局への提出書類で分かった。
「FAANG」と称される大型テクノロジー株では、アルファベットとネットフリックスも引き続きヘッジファンドの人気銘柄で、投資額で2位と3位に並んだ。一方、最大の負け組はアップルで、7-9月期は4億4400万ドル相当の売り越しだった。アローストリート・キャピタルは300万株、グリーンライトは170万株をそれぞれ売却した。

テクノロジー株は今年、好調な収益拡大を背景に大幅上昇しており、フェイスブックは7-9月期に13%、アップルは7.5%それぞれ上昇した。


原題:Hedge Funds Embrace Facebook Again While Selling Apple Stock (1)(抜粋)