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ロス米商務長官、自身が創設した投資会社の元幹部が提訴-手数料巡り

  • ロス氏と同社は不適切に多額の手数料を徴収したとして提訴された
  • ロス氏と同社は自らの義務に「明らかに違反」したと原告は主張

ロス米商務長官と同氏が創設した投資会社WLロスは、株式ファンドを手掛けるために設立した企業体から不適切に多額の手数料を徴収したとして、同社の3人の元マネジングディレクターから提訴された。

  デービッド・ストーパー、 デービッド・ワックス、パメラ・ウィルソンの3氏は、WLロスがこれらの企業体に少なくとも4800万ドル(約54億円)の運用手数料を不当に課したと主張している。

  マンハッタンの州裁判所で提起された訴訟によると、WLロスの従業員は利益の分配を受ける権利と引き換えに、多額の投資を行うことが義務付けられていた。利益分配は従業員の報酬の「かなりの部分」を占めていたという。原告は企業体に何百万ドルも投資し、各企業体への3人合計の出資比率は約20%に上ると主張した。

  ロス氏と同氏の会社は、企業体が適切な利益を受け取るよう配慮する義務に「明らかに違反」し、投資家から徴収できる金額を上回る手数料を課したほか、手数料を独り占めして「自らの行為を完全に隠蔽(いんぺい)した」と3人の原告は主張した。

  ロス氏に商務省を通じてコメントを要請したが、これまで返答はない。06年にWLロスを買収したインベスコの広報担当ジャニーン・テリオ氏は、訴訟についてコメントを控えた。

原題:Wilbur Ross Sued by Firm’s Ex-Managing Directors Over Fees (2)(抜粋)

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