コンテンツにスキップする

米ターゲット株、10%急落-米ウォルマートとの価格競争が重し

  • 通期1株利益予想レンジ引き上げも、中央値が市場平均予想に届かず
  • 粗利益は今四半期も引き続き圧力を受ける見通しだとCFO

米ディスカウントチェーンのターゲットは、小売り最大手の米ウォルマート・ストアーズとの価格競争で打撃を受けている。

  ターゲットは15日、値下げと賃上げ、新たなブランド開発のための投資などを理由に挙げ、期待外れの見通しを発表。これを受け、同日の米株式市場で株価は一時10%安となり、S&P500種指数構成銘柄で値下がり率トップだった。終値は9.9%安の54.16ドル。

Chasing Wal-Mart

  ターゲットは通期1株利益の予想レンジを4.40-4.60ドルに引き上げたが、中央値はアナリスト平均予想の4.53ドルに届かなかった。

  同社のキャシー・スミス最高財務責任者(CFO)は投資家との電話会議で、低価格へのシフトとネット注文のコストが影響し、粗利益は2017年11月-18年1月(第4四半期)も引き続き圧力を受けるとの見通しを示した。同社はニューヨーク市の一部店舗でネット注文の即日配送サービスなどを現在実施している。

  ただ、8-10月(第3四半期)には痛みを伴う同社の戦略シフトが成果を挙げつつある兆しも表れた。8-10月期の既存店売上高の伸びは0.9%とコンセンサス・メトリックスまとめの予想平均0.4%を上回った。ネット販売も24%増加した。 

原題:Target Falls Most in S&P 500 as Wal-Mart Price War Hurts Margins(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE