アジア株売りが続く中で、アジアのトップ運用者の1人、アラン・リチャードソン氏は何も心配していない。

  サムスン・アセット・マネジメントで約4億4600万ドル(約500億円)相当を運用する香港在勤のリチャードソン氏はアジア株の指標MSCIアジア太平洋指数が15日に4営業日続落となっていることについて、投資家が年末を控えて利益を確定しているだけだと言う。世界の経済成長を巡る全体的トレンドは変わっていないと考える同氏は、この機会に株を買い増している。

  日本株は15日に急落し、TOPIXは3月以来の大幅安となった。9日から5営業日続落し、売りはアジアに広がった。MSCIアジア太平洋指数は下げに転じる前、過去最高値に迫っていた。

  リチャードソン氏は「これは年末を控えた利益確定にすぎない」とし、「2018年の一段高に備え、有望銘柄を買い増す好機だ。われわれはファンダメンタルな回復のほんの初期段階にある」と述べた。同氏が運用する「サムスンASEANエクイティー・ファンド」は過去5年の成績が同種ファンドの97%を上回っている。

原題:A Top Asia Fund Manager Says This Stock Selloff Is a Time to Buy(抜粋)

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