日本経済も捨てたものではない。高齢化に伴い人口減少が進む中、日本の実質国内総生産(GDP)は7期連続で経済成長を続けている。1人当たり名目GDPの規模は世界でもひけをとらない。

  内閣府は15日、7-9月期GDP(速報値)を発表。複数の指標から、欧米や中国と日本の立ち位置を表した。  

  人口減少下の経済規模の拡大は1人当たりでみるとプラスに働いている。2012年末の安倍晋三政権発足後、ドルベースでは円安の影響を受けて減少しているが、円安は輸出を押し上げ経済に好影響を与えてきた。

  実際、円換算では1人当たりのGDPは堅調に推移し、各国に比べて劣っていない。

  しかし、経済規模でみると、状況は一変。名目GDPの変化率では、中国が明らかに優位にあり欧米も日本を上回り、毎年拡大している。

  日本の名目GDPを総額で見ると増加傾向にあり、7-9月期では過去最高の545.8兆円を記録した。しばらく時間は必要だが、安倍政権が目指すGDP600兆円規模に向け着実に推移している。    

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