英国の欧州連合(EU)離脱の日付を国内法に書き込む政府案を与党保守党の有力議員が「ばかげた」計画と批判したことで、メイ英首相は、造反の動きを見せる党内の反対勢力との対決が避けられない情勢だ。

  ドミニク・グリーブ元法務長官は14日の議会で、 英国のEU離脱の日付(2019年3月29日)を明記した政府の法案に「反対票を投じる」と述べ、保守党のベテラン議員らから喝采を浴びた。

  グリーブ氏はそのような法案が成立すれば、将来の通商関係で合意に達しない場合でも、英国はEUと他の数百の協定から離脱せざるを得なくなると主張。「この件では絶対に『もし』や『しかし』、そしてごり押しはあり得ず、介在期間に何があっても」自分の決心を変えることはできないと語った。

  同氏は英国のEU離脱について、「国を自ら切り離す非常に大きな痛みを伴うプロセス」と指摘し、議会はあらゆる段階で政府のプランに介入する権利があると訴えた。

  英下院は14日夜、EU加盟の根拠法(1972年成立)の廃止を定めるEU離脱法案の第1条項を賛成318、反対68で承認。他の条項も賛成票が反対を上回った。15日には法案の詳細に関する2日目の審議が行われる。

原題:U.K. Tories Attack May’s ‘Mad’ Brexit Date Law, Threaten Revolt(抜粋)
May’s Govt Wins Brexit Bill Vote in Commons by 318 to 68(抜粋)

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