資産家でヘッジファンド運用者のジョン・ポールソン氏は、金連動型上場投資信託(ETF)としては最大の「SPDRゴールド・シェアーズ」の保有高を7-9月(第3四半期)に維持した。金価格の上昇はその後、勢いを失った。

  米政府への14日の届け出によれば、ポールソン氏が運営するヘッジファンド運用会社ポールソンは9月末時点でSPDRゴールドの持ち分436万口を保有。これは4-6月(第2四半期)と変わらずだった。世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエーツの13日の規制当局への届け出によると、同社はSPDRゴールドの保有高をほぼ7倍に増やした。

  SPDRゴールドへの7-9月の投資額は6億7200万ドル(約762億円)となり、投資拡大などにより金価格は9月に1年ぶりの高値を付けた。株式相場が過去最高値を更新し米国の利上げ観測が高まる中、投資家が金保有を減らし、ポートフォリオのバランスを再調整したため、金価格の上昇ペースは失速した。

原題:Paulson Maintains Holdings in SPDR Gold Before Rally Falters(抜粋)

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