米著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資・保険会社バークシャー・ハサウェイは7-9月(第3四半期)にIBMの持ち分をさらに減らす一方で、アップル株の保有を増やした。

  14日の当局への届け出で明らかになった。バークシャーはIBM株の保有を約3分の1減らし、9月30日時点で3700万株(時価総額約54億ドル:約6120億円)とした。アップル株は約400万株増した。

  バフェット氏は2011年、IBMに100億ドル余り投資した。同氏は自分の専門外だとしてそれまでテクノロジー株を避けていただけに、この投資は多くの人を驚かせた。その後、IBMが売り上げ減少に苦しむ中でも、バフェット氏はこの投資の正当性を主張してきた。

  しかしバフェット氏は今年に入って自分の考えには誤りがあったと認め、IBM株を手放し始めた。

  このIBMを巡る動きは世界の時価総額最上位を占めるようになったハイテク株への投資で、バフェット氏がいかに後れを取ったかを如実に示している。同氏は今年5月のバークシャー年次株主総会で、早い時期にグーグルに投資しなかったことで「しくじった」と述べるなど、自分の判断の誤りを認めた。

  しかし、バフェット氏はこの失敗から学んでいることも示した。バークシャーの新たな主要投資先の一つはアップルであり、補佐役の一人が昨年投資を開始したことをきっかけにバフェット氏は持ち分を増やしている。9月末時点の持ち株の時価総額は約210億ドル(約2兆4000億円)に達した。

原題:Buffett Adds More Apple, Reduces IBM Stake by Another Third (1)(抜粋)

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