米国のノンバンク金融機関のサブプライム(信用力の低い個人向け)自動車ローンの延滞率が金融危機中に近い水準に達したことが、ニューヨーク連銀が公表したデータから明らかになった。一方で、銀行および信用組合が提供したローンの実績は改善が続き、ローンの貸し手により傾向の二極化が進んでいることが示された。

  ニューヨーク連銀が14日発表した家計債務と信用に関する四半期報告によると、ノンバンクが提供したサブプライム自動車ローンのうち90日を超える延滞債権の比率は7-9月(第3四半期)に9.7%近くと、ここ7年余りの最高に達した。一方、この比率は銀行では4.4%と、ノンバンクの半分以下にとどまった。銀行の自動車延滞債権の比率は金融危機以降、かなり着実に低下を続けている。

  ニューヨーク連銀のスタッフはこの報告に伴うブログ投稿で、サブプライムの「延滞率は信用スコアが同じ借り手グループ内であっても自動車金融においてかなり高く、上昇傾向にある」と指摘した。

原題:Subprime Auto Delinquency Near Crisis Levels at Non-Bank Lenders(抜粋)

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