ドイツ銀行が英国の欧州連合(EU)離脱を巡る判断を下すのに待てる時間は、あと1カ月半だけだ。

  ドイツ銀行の最高規制責任者(CRO)を務めるシルビー・マセラット氏はフランクフルトでの会合で、英国のEU離脱時に「何が起きるのか、年明け早々には明確に知っておく必要がある」と指摘。そうでなければ、政治的な不透明性は「完全に不適切なレベルへと到達する」と続けた。

  ドイツ銀行はこれまで、英国の一部業務をフランクフルトやEU内の他都市へと移す計画だと表明しつつ、ジョン・クライアン最高経営責任者(CEO)は具体的な数字について最終判断はまだ下しておらず、英国のEU離脱交渉の結果に左右されると強調してきた。

  今回の会合でマセラット氏は、英離脱時の明確さがない中で同行がどのように決定するのか明言しなかった。過去には「最善を望みつつ最悪に備える」と発言していた。

原題:Deutsche Bank Needs Brexit Clarity by Early 2017, Matherat Says(抜粋)

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