中央銀行が金融政策の意図を伝達する上で透明性を高めることは効果的であり、今後も政策手段の一つであり続けるだろうと、世界4大中銀のトップが一致した。

 黒田日銀総裁
黒田日銀総裁
Photographer: Alex Kraus/Bloomberg

  欧州中央銀行(ECB)が14日にフランクフルトで主催した会議で、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長とドラギECB総裁、黒田東彦・日本銀行総裁、カーニー・イングランド銀行総裁は中銀のコミュニケーションについて議論した。

  ドラギ総裁はフォワードガイダンスが今や完全に本格的な金融政策手段の一つになったと発言。永久に活用を続けるかどうかはまだ分からないものの、これまでの効果には満足していると語った。

  黒田総裁はコミュニケーションの効力についてやや慎重で、フォワードガイダンスは「ある程度」効果的だが、消費者の間でインフレ期待を形成するにはやはり行動の方が大きな効果があると述べた。

  イエレン議長は一方で、政策ガイダンスを示す際に最も重要なのは条件付きであることを強調することだと述べた。経済の展開に「内在する不確実性」に対応する余地がそれによって得られると説明した。

  カーニー総裁はまた、中銀当局者らは自身の言葉と行動が人々の行動パターンを変化させることに留意し、明瞭なメッセージを送ることが重要だと語った。

原題:Top Central Bankers Say Forward Guidance to Stay as Policy Tool(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE