コンテンツにスキップする

日米欧英の中銀トップ、フランクフルトに集う-14日にパネル討論会

  • ECB総裁がホスト役を務め政策の伝え方について話し合う
  • ゴールドマンは中銀が大方において市場の混乱を回避していると評価
黒田総裁、イエレン氏、ドラギ総裁

黒田総裁、イエレン氏、ドラギ総裁

Photographer: David Paul Morris/Bloomberg
黒田総裁、イエレン氏、ドラギ総裁
Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

世界の主要中央銀行4行のトップが14日、フランクフルトに集まり政策の伝え方について話し合う。米ゴールドマン・サックス・グループのエコノミストらはこうした金融当局の取り組みに賛意を示すものとみられる。

  欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁はホスト役を務める「中央銀行コミュニケーション会議」で、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長、日本銀行の黒田東彦総裁、イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁と共に中銀が発するメッセージが政策の効果と評判にどのような影響を与えるかについてパネル討論会を開く。

  2日間のこの会議で意見を述べる予定のジャン・ハッチウス氏らゴールドマンのエコノミストはすでにこの問題に取り組んでおり、15年にわたり4行のイベントと市場の反応について調べている。

relates to 日米欧英の中銀トップ、フランクフルトに集う-14日にパネル討論会

ゴールドマン・サックス・グローバル・インベストメント・リサーチ

  ハッチウス氏の同僚、ニコラス・ファウセット氏はリポートで、全般的に各中銀は「政策メッセージのコミュニケーションにかなり成功している」と指摘。「意図せぬコミュニケーションのエピソードを個々に特定するのは難しくはないが、市場がセントラルバンカーに注意深く耳を傾け、成長見通しではなく主に金融政策のガイダンスに焦点を絞っていることが分かった」と記した。

  中銀側からの想定外のコメントで市場が動揺することもある。2013年の「テーパー・タントラム」は米金融政策の変更を示唆したと受け取られたほか、ドラギECB総裁が今年「リフレ圧力」に言及したことでユーロが上昇した。

  ゴールドマンによれば、米金融当局とECB、イングランド銀行による政策決定と記者会見はそれぞれのイベントを挟んだ期間における主要資産価格の大きな変動につながる傾向があり、イベントに続く数日間、金融環境に対する効果が継続すると判明。これら3中銀に比べ日銀のイベントに対する反応は小さめだという。

原題:Goldman Sachs Says Central Banks Mostly Avoid Confusing Markets(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE