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三井住友F:7-9月の純利益1787億円-予想上回る、リテール好調

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三井住友フィナンシャルグループの7ー9月期の連結純利益は前年同期比2.2%増の1787億円となった。リテールや国際事業部門がけん引役となった。傘下のSMBC日興の運用商品販売が好調だったことや海外事業も貢献した。

  14日開示された4ー9月期決算を基に算出した。ブルームバーグがまとめたアナリスト5人の予想平均1615億円を上回った。会社が示した今期予想は6300億円に据え置いた。前期実績は7065億円。4-9月期純利益の今期予想に対する進捗率は67%となった。

  国部毅社長は14日の決算会見で、「マイナス金利の影響などで引き続き厳しい環境にある」と指摘した上で、非金利収益の増強や業務改革による経費コントロールの徹底などで「最終的には通期で連結業務純利益の前年比増益を実現したい」と述べた。

  三井住友Fは、収益構造の改革に取り組んでおり、生産性の向上や効率化などにより中期的にコスト削減効果1000億円を目指している。このうち、リテール店舗改革では200億円の削減効果を見込む。また、人員再配置などで2020年までに4000人分のスリム化効果を狙う。経費率は20年度以降、早期に60%程度に改善する計画。16年度の経費率は62.1%だった。

  7ー9月決算主要項目:

  • 資金利益は3.5%増の3457億円
  • 役務取引等利益は1%増の2472億円
  • 国債売買益を含むその他業務利益は1.2%増の2472億円
  • 株式等関係損益は前回の159億円から225億円に増加
  • 与信関係費用は193億円の負担

  13日発表したみずほフィナンシャルグループの7-9月期連結純利益は前年同期比12%減の1984億円。14日発表の三菱UFJフィナンシャル・グループの純利益は同12%増の3379億円だった。

(第3段落の国部社長のコメントを追加しました.)
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