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米上院銀行委員長、銀行規制の負担軽減で民主党の穏健派と合意

  • クラポ上院銀行委員長の計画は小規模金融機関に重点
  • 大き過ぎてつぶせない銀行の資産基準、2500億ドルに引き上げへ

米上院銀行委員会のクラポ委員長は、金融機関の規制負担の軽減で民主党の穏健派と合意をまとめた。2008年の金融危機を受けて成立した規制が米議会で初めて大幅に見直される可能性が高まった。

  13日にクラポ委員長が発表したこの計画はほとんどが小規模な地域銀行の負担を軽減する内容。中規模の金融機関を最も厳格な規制の一部対象外とするほか、コミュニティーバンクの法令順守コストを削減することも含まれる。さらに、ウォール街が長年求めてきた幾つかの微調整も盛り込まれている。

  クラポ委員長の計画で最大の規制見直しの1つは、大き過ぎてつぶせない銀行の資産基準を500億ドル(約5兆6800億円)から2500億ドルに引き上げる点だ。システム上重要な銀行と指定される場合はより厳格に監督され、法令順守コストも増える。上院案は基準を向こう1年半で段階的に引き上げるが、資産が1000億ドル未満の銀行は即時に規制対象外となる。

  上院銀行委は発表文で、法案の概要に民主党議員9人の支持があることを明らかにした。共和党議員の大部分が支持する場合、同案の上院通過に十分な賛成票となる。

原題:Senate’s Crapo Strikes Deal With Democrats on Easing Bank Rules(抜粋)

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