13日の米株式相場は小幅高。S&P500種株価指数は3営業日ぶりの上昇となった。米国債は短期債が大きく下げる一方、30年債が上昇した。投資家は金融政策や税制改革の行方に関する手掛かりを待っている。

  • 米国株は小幅高、消費者関連銘柄が買われる
  • 米国債は短期債が大幅安、30年債は上昇
  • NY原油はほぼ変わらず、もみ合いの末
  • NY金は反発、ボラティリティーの低さ続く

  工業株が下げたものの、消費関連銘柄が好調となり、S&P500種は辛うじてプラス圏を確保した。米国債は週内のインフレ統計発表や主要中央銀行当局者発言を待つ様子見となり、米10年債は引け間際に小幅下落に転じた。

  S&P500種株価指数は0.1%上げて2584.84。ダウ工業株30種平均は17.49ドル(0.1%)高い23439.70ドル。ニューヨーク時間午後4時35分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し2.41%。

  ニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物がほぼ横ばい。前週末終値をはさんでもみ合った。石油輸出国機構(OPEC)は需要見通しを引き上げた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は前週末比2セント上げて1バレル=56.76ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント1月限は36セント下げて63.16ドル。

  ニューヨーク金先物相場は上昇。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は前週末比0.4%高の1オンス=1278.90ドルで終了。金スポット相場は0.3%高の1278.86ドル。ここ1カ月余りの変動率はわずか3.3%と、2013年2月以降で最低の水準となっている。

  USバンク・ウェルス・マネジメントの債券ストラテジスト、ダン・ヘックマン氏はインタビューで「税制改革法案の年内の議会通過は困難だと当社はみている」と指摘。「時間は刻々と過ぎており、従来よりもボラティリティ―が増すとみている」と述べた。

  米国債は、午前の取引ではドイツ国債や英国債の先物が軟化したことが重しになった。午後は方向性の乏しい展開だったが、2年債は引き続き下げ幅が拡大した。

原題:U.S. Stocks Advance With Dollar, Treasuries Mixed: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Mixed, Front End Lags Over Muted Afternoon Session(抜粋)
OIL FUTURES: WTI Settles Little Changed; OPEC Boosts Demand View(抜粋)
Nothing to See Here as Gold Held in Tightest Range in Four Years(抜粋)

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