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ジャンク債ETF、先週は1470億円が流出-上昇相場の持続性に疑義

  • 金利上昇はジャンク債の重しになる-イートン・バンス
  • 一斉売り後も利回りはまだ20年平均を下回る

投資家は先週、ジャンク債に連動する上場投資信託(ETF)から13億ドル(約1470億円)を引き揚げた。利回りを数十年ぶり低水準に押し下げた上昇相場の持続性に疑問符が付いた。

  ドル建てジャンク債に連動するファンドが資金流出の中心となった。アイシェアーズ・アイボックス高利回り社債ETF(銘柄コードHYG)からは先週7億2600万ドルが流出。ブルームバーグ・バークレイズ・ハイイールド債ETF(銘柄コードJNK)は10日に5年ぶりの大幅資金流出となった。 ブルームバーグが集計したデータによると、欧州のファンドからは先週、4420万ドル相当が引き揚げられた。

Junk Rout

  政治リスクが高まったり、インフレが加速した場合、バランスシートの脆弱(ぜいじゃく)な企業の社債への投資はリスクに見合うリターンをもたらさないとの見方が強まった。先週の一斉売り後も、ジャンク債の利回りは依然として20年平均を3ポイント下回る。

  イートン・バンスのグローバルインカム共同ディレクター、エリック・スタイン氏は「金利上昇とインフレの環境、あるいはリスクオフのデフレ的世界になれば、高利回り債にとって厳しいことになり得る」と話した。

スタイン氏

出所:ブルームバーグ

原題:Junk-Bond ETFs Shed $1.3 Billion in a Week as Rout Picks Up Pace(抜粋)

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