トランプ米大統領は12日、昨年の米大統領選へのロシアによる介入疑惑について再び言及し、「米国の情報機関をとても強く」信じていると述べた。

  アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に参加するためベトナムを訪問したトランプ大統領は、ロシアのプーチン大統領と11日に言葉を交わした後、プーチン氏が干渉について「『しなかった』と私に会うたびに言う。彼がそう言うのなら、本気で言っているのだと私は本当に信じる」と述べていた。

トランプ大統領

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(Photo credit should read LUONG THAI LINH/AFP/Getty Images)

  このトランプ氏の発言を受け、マケイン上院議員ら一部共和党議員からも、米国の情報当局よりも旧ソ連の国家保安委員会(KGB)元職員のプーチン氏のことを信じるのかとの非難の声が上がった。トランプ大統領自身が起用した中央情報局(CIA)のポンペオ長官も、ロシアの介入があったとのCIAの当初の所見を支持するとあらためて表明した。

  ロシアの干渉疑惑に関して直接的な質問を避けることが多いトランプ大統領は12日にハノイで記者団に対し、前日の発言は、プーチン氏自身は米情報機関の所見とは逆であるものの明らかにそう考えているという意味だったと説明。「現在は優れた人々が率いる米国の情報機関を私はとても強く信じている」と強調。プーチン氏と話をした際にその点について議論を始めたくはなかったとも述べ、シリアや北朝鮮、ウクライナといった国際問題に対処するためロシアや中国などの国とうまく付き合うことが「極めて重要だ」と付け加えた。

原題:Trump Says He Stands With Intel Agencies on Russia Meddling (2)(抜粋)

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