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【先週の新興市場】株が2週連続上昇、トランプ氏のアジア歴訪に注目

更新日時
  • 通貨の指標は下落、原油高で資源国通貨は上昇
  • トルコ・リラは9週ぶり値上がり、ブラジル・レアルも高い

10日終了週の新興市場では株価指標が週間で2週連続上昇。トランプ米大統領のアジア歴訪ではほとんどサプライズがなかった。新興国通貨の指標は週間で下落。ボラティリティーが今月の高水準に上昇した。一方、原油や金の値上がりを背景に、資源国通貨は支えられた。

主なニュース:

  • 原油が1月以来の高値に上昇
    • サウジ:アルワリード王子など複数の王族、政府要職者を拘束
  • トランプ大統領:対北朝鮮の論調軟化-核巡り交渉の席に着く必要
  • 新興市場への資本フローの大半は銀行ローンの形で流入、これらの大部分はドル建てのため新興国は米政策変更の影響を受けやすい-ボストン連銀エコノミスト調査

アジア:

  • トランプ氏:北朝鮮孤立化への参加促す、中ロ名指し-韓国国会で演説
    • トランプ氏:米の対中貿易赤字拡大許したのは歴代大統領
  • 中国:10月の生産者物価、予想上回る上昇-環境汚染対策が影響
  • インド・ルピーはアジアで下落率トップ、原油価格の上昇で

EMEA:   

  • トルコ・リラは週間で9週ぶりに上昇。中銀が市中銀行に義務づける準備金の基準を変更、ドルの流動性拡大によりリラを支える動きに出た
  • 南ア・ランドは下向き圧力にさらされる状況が継続、政治的不安が背景
  • ロシア株は強気相場入り。一方、ルーブルと債券への向かい風は強まる

中南米:

  • 中南米通貨は全般的に商品価格上昇に支えられ、ブラジル・レアルなどは新興国通貨の上昇率で上位
  • ブラジルの年金改革はなお協議中。年金改革に関する採決は不可能かもしれないが、来年には実施する必要-メイレレス財務相
  • メキシコ中銀は政策金利を7%で据え置き
    • 今後の北米自由貿易協定(NAFTA)交渉を巡る懸念は根強いものの、メキシコ・ペソは週間で8週ぶりに上昇
    • NAFTA第5回協議をメキシコ市で15~21日開催、2日延長-関係者

   

今週のデータ:

11月13日インド10月の消費者物価指数
ロシア7-9月期GDP
トルコ9月の経常収支
14日中国10月の小売売上高、固定資産投資、鉱工業生産
ブラジル9月の小売売上高
15日インドネシア10月の貿易収支
南ア9月の小売売上高
16日インドネシア金融政策決定

原題:EM Review: Eyes on Trump Asia Trip as Stocks Hold Week’s Gains(抜粋)

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