コンテンツにスキップする

トランプ大統領、ムーア氏は「出馬辞退」を-わいせつ疑惑が事実なら

更新日時
  • アラバマ州の上院補欠選挙の共和党候補にわいせつ疑惑
  • ペンス副大統領やマコネル上院院内総務も出馬辞退を求める

米南部アラバマ州の上院補欠選挙の共和党候補であるロイ・ムーア氏を巡り、約40年前の当時14歳だった女性へのわいせつ疑惑が浮上した問題を受け、トランプ米大統領もこうした疑惑を裏付ける事実があれば、出馬を辞退するべきだとの考えを示した。共和党のトップらも既にムーア氏に出馬辞退を求めている。

  サンダース米大統領報道官は大統領専用機内で記者団に対し、「大半の米国民と同様に、トランプ大統領は単なる疑惑で人の人生が破壊されることは容認できないと考えている。この場合は何年も前のものだ」と発言。「一方で大統領は、こうした疑惑が事実ならば、ムーア氏は適切な行動を取って辞退するだろうとも考えている」と述べた。

  トランプ氏の発言は、少なくとも8人の共和党トップらの声に同調したものだ。このうちの数人は、アラバマ州裁判所の元判事であるムーア氏を同補欠選の候補者として全面的に支持することも控えている。ペンス米副大統領の報道官も、疑惑が事実なら「誰であれ公職に不適任」と副大統領が考えていることを明らかにした。

  補選に向けた共和党予備選の決選投票で、自らが支持した候補がムーア氏に敗れたマコネル院内総務は9日記者団に対し「これらの疑惑が事実なら、ロイ・ムーア氏は身を引くべきだ。理由は明白だ」と発言。こうした疑惑は「非常に憂慮すべきものだ」と続けた。

  この疑惑については米紙ワシントン・ポストが9日に報じた。

  ムーア氏の選対本部長を務めるビル・アーミステッド氏は「このくだらない話は、偽ニュースと意図的な名誉毀損の定義にまさに当てはまる」とのコメントを発表した。

原題:Trump Says Moore Should ‘Step Aside’ If Allegations Proven True(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE