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NZ財務相:準備銀の2%インフレ目標中心値が議論となる可能性

更新日時
  • ロバートソン財務相:インフレ目標レンジの維持にコミット
  • NZ中銀目標に完全雇用を追加へ、金融緩和につながる可能性も

ニュージーランド(NZ)のロバートソン財務相はNZ準備銀行(中央銀行)の次期総裁が指名されれば、中銀がインフレ率の目標レンジの中心値2%に重点を置いていることについて議論されるだろうとの見通しを明らかにした。

  同相は10日、ウェリントンのオフィスでのインタビューで、「自分にとって最も重要なことはわれわれが目標レンジを続け、レンジ維持にコミットすることだ」とする一方、「現時点で中心値を変更する提案はないが、次期総裁と話し合う際に、それが議題になる可能性があると確信する」と述べた。

  NZ中銀のウィーラー前総裁はインフレ目標レンジ(1-3%)の中心値に重点を置くことに同意していた。NZのインフレ率は2011年までの5年間の平均が3%だったが、その後は平均1%に鈍化している。

  NZの総選挙で労働党が9年にわたる国民党支配を終わらせた後、約2週間前に就任したロバートソン財務相は、NZ中銀の改革を計画している。中銀の目標に完全雇用を追加し、米連邦準備制度やオーストラリア準備銀行と同様に2つの責務とすることにより、ある状況では金融政策の緩和につながる可能性もあると同相は述べた。

  同相は政府が当初3年以内に失業率を4%に引き下げる目標を設定していると述べ、NZ中銀も役割を担うと述べた。7-9月(第3四半期)の失業率は4.6%で、中銀は2020年の早い時期までに4.4%になると予想している。
  
原題:Robertson Says RBNZ 2% Inflation Focus May Be Up For Discussion(抜粋)

(財務相発言を追加して更新します.)
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