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【インサイト】中国:クリーンエネルギーの見通しは明るい

習近平総書記の環境重視の姿勢が電力会社の先行きを照らす
中国共産党大会での基調講演で習近平総書記(国家主席)は環境重視の姿勢を強調した。これは、2025年までの次期5カ年計画でもクリーンエネルギーへの力強いサポートが維持されることを示唆する。龍源電力や中国核工業などの企業の資金調達および長期投資計画の支えとなろう。

1.中国の発電におけるクリーンエネルギーの比率は拡大傾向
今後10年間で、中国の発電は風力、太陽光を始めとするクリーンエネルギーが主流となるだろう。07年にはクリーンエネルギーによる発電はなかった。その後風力発電施設の建設が本格化、10年以降に加速した。06年末の国内風力発電能力は10メガワットにすぎなかったが、16年には15万メガワットを超えた。太陽光発電も同様で、09年の30メガワットから16年末には4万2400メガワットへと急拡大している。

影響を受ける企業:中国の風力発電大手は龍源電力。その他、華能新能源や関係会社の華能国際電力、華潤電力が挙げられる。上記企業は発電所規模の太陽光発電施設の開発も行っている。

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中国の風力発電能力 (GW)

2.増え続けるエネルギー需要と美しい環境と
この10年間、新たな発電施設の建設が急速に進められたが、習総書記はなお環境改善の重要性を強調している。政策に支えられ、クリーンエネルギーは今後も強化されるだろう。習氏は生活水準の向上に向けた持続的な経済成長に重点を置くとしているが、これは今後もエネルギー需要が拡大することを意味する。再生可能エネルギーと、中国広核電力と中国核工業が主導する原子力の開発によって、火力発電は減少していくだろう。

自然との共生

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原文:China -Clean Energy’s Bright Outlook

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