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【NY外為】ドルが小反落、米税制改革巡る不透明性が重し

更新日時
  • NZドル上昇、中銀はインフレ目標達成時期が早まるとの見方
  • ポンドは下落、メイ英政権に対する不安で-パテル国際開発相が辞任
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Photographer: Dennis Brack/Bloomberg
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Photographer: Dennis Brack/Bloomberg

8日のニューヨーク外国為替市場ではドルが小反落。主な経済指標の発表がなく、投資家は米税制改革法案を巡る不透明性に注目した。ドル指数は今週初めから、上下動を繰り返す展開が続いている。

  ドルは主要通貨のほぼ全てに対し下落したが、中でもニュージーランド(NZ)ドルに対する下げが最もきつかった。NZ準備銀行(中央銀行)が、インフレ目標はこれまでの予測より早期に達成されるだろうと述べたのが手掛かり。中銀はインフレが目標の2%に達する時期の予想を、2019年第1四半期から18年第2四半期に前倒しした。

  ニューヨーク時間午後4時33分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.1%低下。ドルは対円で0.1%安の1ドル=113円88銭。ユーロはドルに対し0.1%上げて1ユーロ=1.1596ドル。

Rising Yields

  ドルは対円で午前、月初来安値の113円40銭をつけた。トレーダーらによると、ドルの114円台回復が日本の輸出企業などによるドル売りで阻まれ、行き詰まったポジションが巻き戻された。ドルは午後、米国債利回りの上昇を背景に対円で下げ幅を縮小した。

  ポンドはドルに対し下落。1ポンド=1.3087ドルで日中安値をつけた後、下げ幅を縮小した。値下がりの背景には、英政権を取り巻く政治懸念の再燃があった。

欧州時間の取引

  税制改革の進展が懸念視される中でも、ドル指数は狭い値幅での動きにとどまった。一方でユーロは小幅上昇した。

  ポンドは軟調。メイ英首相がパテル国際開発相の更迭を検討していると伝わり、政治リスクが注目された。同国際開発相はその後、辞任した。

原題:Dollar Declines on Tax Uncertainty; Kiwi Gains: Inside G-10(抜粋)
Euro Gains on Positioning as Dollar Trades Sideways: Inside G-10(抜粋)
*U.K. CABINET MINISTER PRITI PATEL RESIGNS

(第2段落と相場を更新し、第4段落以降を追加します.)
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