コンテンツにスキップする

OPEC総会、原油強気派は落胆する結果に-シティグループ予想

  • 2018年末までの減産延長を決定する可能性は低い-シティのモース氏
  • ヘッジファンド、価格上昇見込むポジション積み上げ-取引所データ

今月の石油輸出国機構(OPEC)総会で産油国が2018年末までの減産延長で合意すると見込む原油強気派は、落胆することになるだろうとシティグループは予想する。

  取引所のデータによると、ヘッジファンドは北海ブレント原油の上昇を見込んだポジションを過去最高水準に積み上げている。11月30日にウィーンで開かれるOPEC総会で、加盟国とロシアが減産延長を決定するとの期待が背景にある。JPモルガン・チェースによれば、市場は来年末までの延長を織り込みつつある。

  シティの商品調査責任者、エド・モース氏は電話インタビューで「18年末までの延長は決定したも同然だとの熱狂が市場にみられるが、11月30日にそれが失望に変わる可能性は高い」と発言。「来年末までの延長は11月30日に決まらないというのが、当社の基本シナリオだ」と述べた。

OPECのバルキンド事務局長

(出所:Bloomberg)

  OPECとロシアが率いる産油24カ国は今年、世界的な供給だぶつきの解消に向けた歴史的な減産合意を実行している。この戦略はようやく実を結び、余剰在庫はほぼ半減し原油価格は2年ぶりの高値水準で推移している。

  現行合意は3月末に終了する。今年10月初旬にロシアのプーチン大統領が来年末までの延長を受け入れる用意があると示唆したことから、期待が膨らんだ。

原題:OPEC to Disappoint Oil Bulls at November Meeting, Citigroup Says(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE