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米2州知事選で民主党勝利、激戦州でも共和党破る-中間選挙の前哨戦

  • ニュージャージー、激戦州のバージニアともに民主党が勝利
  • トランプ大統領はバージニアで敗れたガレスピー氏に批判的な姿勢

7日に投開票された米2州の知事選では、両州とも民主党が勝利した。有権者はトランプ大統領に足並みをそろえる共和党候補に背を向け、2018年の中間選挙で共和党の党勢を脅かす姿勢を明確にした。

  バージニア州では、民主党候補のラルフ・ノーサム副知事が共和党候補のエド・ガレスピー元共和党全国委員長に勝利。ニュージャージー州では、民主党のフィル・マーフィー氏が共和党のキム・グアダーニョ氏を破った。トランプ大統領の支持者で不人気だったクリス・クリスティー知事の後任となる。

Bloomberg’s Michael McKee reports on the Democrat victories.

Source: Bloomberg)

  コーリー・ブッカー上院議員(民主、ニュージャージー州)はマーフィー氏の支持者に対し、バージニア、ニュージャージー両州は、18年の中間選挙の方向性を決定付けたと指摘。支持者が集まったアズベリーパークで歓声が沸き起こる中、ブッカー議員は「これら2州は米国全体に、トランプ大統領による分断の政治に対して州レベルでの初の明確な反対姿勢を示した」と述べた。

  ニュージャージー州での民主党勝利は確実とされていた一方、バージニア州は中間選挙で民主党が重要な激戦州で勝利できるかどうかを占う前哨戦とみられていた。

  ガレスピー氏は今後の選挙で共和党候補の参考となり得る選挙戦略を模索。移民や南北戦争での南部連合の英雄像といった社会問題を訴えるキャンペーン広告にトランプ大統領を登場させる一方で、大統領による応援演説などは受けなかった。

  だがその戦略も勝利には結びつかなかった。AP通信によれば、開票率99%の時点で、得票率はノーサム氏が54%、ガレスピー氏は45%。

  アジア訪問中のトランプ大統領はツイッターへの投稿で、「エド・ガレスピーは懸命に頑張ったが、私や私の主張を受け入れなかった」と批判。今年の下院補選での複数の共和党勝利を挙げ、「経済は非常に好調であり、われわれはこれまで以上に大きく勝ち続ける!」と述べた。

原題:Democrats, Eyeing Midterms, Score Wins in Key Governors’ Races(抜粋)

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