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独賢人委:英EU離脱は回避されるべきだ-「広範囲な影響」を警戒

  • 英国がEUに残留する可能性を完全に排除することはできない
  • ECBに債券購入プログラムの早期終了を促す

ドイツの政府経済諮問委員会(5賢人委員会)は8日、英国の欧州連合(EU)離脱が「広範囲な影響」をもたらすであろうことを理由に、離脱が回避されるべきだとの見解を示した。

  賢人委は年次報告書で、英国が実際にEUを離脱する場合は、双方に与えるダメージを最小限にするような合意が必要だと指摘。英国との交渉はEU規則が定める2年の期間を超える公算が大きいことから、1回限りの期間延長を認めるべきだとも論じた。

  さらに「秩序なき離脱となり、経済の参加者から急激な調整反応が生ずるリスクが依然ある」とした上で、「逆に英国がEUに残留するという可能性を、完全には排除することはできない」との見方を示した。

  賢人委はまた、欧州中央銀行(ECB)に債券購入プログラムを計画より早く終了し、政策金利の引き上げを検討するよう呼び掛けた。デフレの脅威はなくなったものの、金融市場安定へのリスクは高まったとの認識を示した。

原題:Brexit Should Be Prevented, German Government Advisers Say(抜粋)

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