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サウジ政府系ファンドがクライン氏、エバコアと緊密に協力-関係者

  • PIFは2030年までに2兆ドル余りの資産運用を目指す
  • アラムコIPOを控え、両社がサウジで地位確立へ

サウジアラビアの政府系ファンド(SWF)、パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)は、マイケル・クライン氏およびブティック型投資銀行エバコアと手を組み、世界的な投資戦略と資金調達計画の策定に取り組んでいる。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。PIFは2030年までに2兆ドル(約228兆円)余りの資産運用を目指している。

  元シティグループのインベストメントバンカーで、現在は自身のブティック型投資銀行を経営しているクライン氏は、国際的な企業との協力に関する助言を提供し、PIFのヤシル・アルルマヤン事務局長と緊密に連携している。詳細が非公開であることを理由に関係者が匿名で述べた。エバコアは戦略や資金調達の選択肢について助言しているという。

  こうした役割を通じ、クライン氏とエバコアはサウジ経済の転換で地位を固めそうだ。両社は既に巨額に上る国営石油会社サウジアラムコの新規株式公開(IPO)に関わっている。事情に詳しい関係者が3月に述べたところによれば、このIPOでクライン氏はサウジ政府に戦略的な助言を提供し、エバコアは競合のモーリスとともにファイナンシャルアドバイザーを務めている。

  PIFからコメントは得られていない。クライン氏とエバコアの担当者らはコメントを控えた。

原題:Saudi Fund Is Said to Work With Klein, Evercore on Strategy (1)(抜粋)

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