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ABNアムロ:7-9月利益、予想上回る-営業費用低下、融資伸びる

オランダ政府が経営権を持つ銀行、ABNアムロ・グループの7-9月(第3四半期)の純利益は市場予想を上回った。堅調な国内景気を背景に融資が伸びた。好調な業績は、残る保有株の全放出という政府の目標にとって追い風となる。

  8日の発表資料によると、7-9月純利益は6億7300万ユーロ(約888億円)と、前年同期の6億700万ユーロから増加。ブルームバーグがまとめたアナリスト3人の予想平均は5億9800万ユーロだった。

  オランダ政府はABNアムロが2年前に新規株式公開(IPO)を果たして以来、保有株売却を進めている。2008年に220億ユーロを投じて同行を救済した政府は、9月に3回目の放出を行い、持ち株比率を約56%に縮小した。

  ケース・ファンダイクハウゼン最高経営責任者(CEO)は発表資料で、営業費用が14年7-9月以来の低水準となったほか、情報技術の改善がコスト低減に寄与したと説明した。同CEOはコスト削減に注力する一方、国内のリテール、プライベートバンキングや投資部門の拡充を目指しており、年初の就任以降に株価は23%上げている。

原題:ABN Amro Boosts State Sell-off Plans as Loan Demand Rises (1) (抜粋)

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