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アルゼンチンの改革、世界の債券市場動向に脆弱-マクリ大統領

  • ブルームバーグとのインタビューに7日応じた
  • 国民が望めば「続投する用意はある」-次期大統領選は2019年

アルゼンチンが目指す野心的な改革プランは今後数年の世界的な債券市場動向に対し脆弱(ぜいじゃく)だとの認識をマクリ大統領がブルームバーグ・ニュースに示した。同大統領はこれまで改革を成し遂げるため再選を目指すとの明確な意思表示はしていない。

  マクリ大統領は7日のインタビューで、2桁台のインフレ率を押し下げ、実体経済への投資を敬遠させている労働コストを削減するには時間がかかるだろうと述べた。

  S&Pグローバル・レーティングは6日、金融環境悪化の場合、最もリスクの大きい5カ国としてトルコとパキスタン、エジプト、カタールと共にアルゼンチンを挙げた。

  マクリ大統領(58)はアルゼンチンの厳しい立場を認め、「われわれは資金調達の必要があるため、脆弱だ。それを否定するのは愚かだ」と言明。その上で「全ての他国と比べ、わが国にはベストの潜在力ある。国民が引き続き私に国政を託すことを望めば、続投する用意はある」と語った。次の大統領選挙は2019年。

  10月のアルゼンチン議会中間選挙では与党連合カンビエモスが勝利。これを受け、同大統領は改革第2弾の着手に向け投資家と話し合うためニューヨークを訪れた。

  アルゼンチンの中央銀行は11月7日、予想外の利上げを発表。政策金利を1ポイント引き上げ、1カ月足らずで2度目の利上げとなった。マクリ大統領はインフレ率が18年末までに15%に低下するとの予想を示した。中銀の目標は8-12%。

原題:Argentina at Mercy of Debt Markets to Fund Reforms, Macri Says(抜粋)

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