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食料品のネット注文を5分で処理-秘密兵器は1000台のロボット

オンライン食料品販売で英最大手のオカド・グループは今年、農作物や精肉、乳製品など50品目の注文を5分で処理するという重要な節目を達成した。

  オカドの従来の施設の一つでは、同様の注文の処理に平均2時間程度かかっていた。同社の秘密兵器は、倉庫内を動き回って商品をピックアップし、人間の梱包(こんぽう)担当者まで運ぶ1000台のロボットだ。

  こうした技術革新は食料品ビジネスの近代化を促進する可能性があり、業界は食料品のネット購入を衣料品や家電の場合と同じぐらい簡単で一般的にしたいと考えている。

  しかし、生鮮食品の注文を迅速かつ確実に処理し、その上で利益を出すことは至難の業だ。ホールフーズ・マーケットを買収したアマゾン・ドット・コムでさえこの問題を解決できず、最近になって生鮮食品配送サービスの「アマゾン・フレッシュ」を米国の一部州で停止した。

  17年前に創業したオカドは、個々の食料品注文を大量に処理するためには、自動化が唯一の方法だとの見方を示している。ロボットは同社が開発した最新の自動化技術だ。同社は他の小売業者へのソフトウエアやハードウエアの販売も行っている。

倉庫内を動き回るロボットの動画

  大半の食料品店は現在、手作業でネット注文を処理しているが、これは多くの人手を要する。ABIリサーチのロボット工学のリサーチディレクター、ダン・カラ 氏は「人間が倉庫の通路を歩いてカートで一個ずつ商品をピックアップするというのは、次善の策にすぎない」と語る。

Ocado

出典:Ocado

  オカドはすでに注文処理プロセスの他の部分の自動化も目指している。配送用に自動運転車の実験を進めているほか、ドローンも可能性の一つだ。

リンゴをピックアップするロボットの動画

  食料品のネット販売は自動化に向けて動き始めており、これを止めることはできないとアナリストらは指摘する。ロボットはいずれ「はるかに機能的かつ格安となり、広く普及していくだろう」とABIリサーチのカラ氏は述べた。

原題:How Many Robots Does It Take to Fill a Grocery Order?(抜粋)

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