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ロス米商務長官、海運会社の持ち株を売却-問題視された企業とは別

  • 長官のダイヤモンド・S持ち分は少なくとも200万ドル相当だった
  • 商務省報道官が非営利の調査報道団体に伝えた
ロス米商務長官

ロス米商務長官

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
ロス米商務長官
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

ロシア絡みの企業権益保有で一部議員から批判されているロス米商務長官が、世界的な海運会社の持ち株を売却したことが非営利の調査報道団体によるリポートで分かった。ただ売却したのは問題視されている企業の株ではなく別の海運会社。

  ロス長官はダイヤモンド・S・シッピング・グループの持ち分を売却したと、商務省のジェームズ・ロッカス報道官がセンター・フォー・パブリック・インテグリティーに伝えた。同報道官はそれ以上の詳細は示さなかった。商務省にコメントを求めたが今のところ返答はない。

  プーチン・ロシア大統領の娘婿と結び付きのあるロシア企業と取引する海運会社ナビゲーター・ホールディングスを巡り、ロス長官による権益保有が複数の議員から批判を招いている。

  ロス長官は6日、ナビゲーターの持ち分を維持することは「恐らくない」とブルームバーグテレビジョンで述べていた。同社とダイヤモンド・Sいずれの資産についても、政権入りの際に手放す義務はなかった。1月の財務開示報告で長官は、ダイヤモンド・Sの持ち分を200万ー1000万ドル(約2億2800万-11億3800万円)と評価していた。

  米証券取引委員会(SEC)への届け出によれば、ロス長官が共同創業者の投資会社WLロスは2014年時点でダイヤモンド・Sの32%を保有。中国の政府系ファンド(SWF)、成棟投資は8.6%出資していた。ダイヤモンド・Sは11年、海運会社30社を11億7000万ドルで買収するため設立された。

原題:Ross Sells Stake in Shipping Firm Not Tied to Recent Criticism(抜粋)

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