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OPEC予測、米シェール大幅増産へ-減産努力はライバルにプラス

  • OPEC年次リポート、シェールオイルの生産量予想を大幅上方修正
  • 22年までのシェールオイル増産の大半は米国に由来-OPEC見通し

石油輸出国機構(OPEC)は、向こう4年間にシェールオイル生産が従来予想を著しく上回るペースで増加するとの見通しを示した。OPECの減産で原油価格が回復し、米国の生産者にプラスに働いたとしている。

  OPECは7日発表した世界石油見通しで、北米のシェールオイル生産量が2021年に日量750万バレルに急増するとした。これは1年前のOPEC予想を56%上回る水準。見通しの修正はOPECのジレンマを表している。減産がライバル産油国にも寄与する中、シェール生産が2025年より後ピークに達するまで、OPEC原油の需要はほぼ変わらない状況が続く見通しだ。

  OPECは米国のシェールオイル生産には「底堅さと回復能力」が示されと指摘、従来予想を「最も顕著」に上回ると説明した。

  OPECは22年までのシェールオイル増産の大半は米国に由来するとした上で、カナダやアルゼンチン、ロシアでも増加が見込まれるとした。17年の北米のシェールオイル生産は日量510万バレルを予想。昨年の世界石油見通しでの予想を25%近く上回った。

原題:OPEC Sees U.S. Shale Oil Powering Ahead After Cuts Boost Prices(抜粋)

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