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新生コーチの米タペストリー、ケイト・スペード買収で利益率が低下

  • ケイト・スペード、コーチいずれも既存店売上高が市場予想下回る
  • 一部項目除く1株利益は予想上回る、CEOはコスト節減見通し楽観
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Photographer: Michael Nagle
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Photographer: Michael Nagle

米高級革製品メーカー、タペストリー(旧コーチ)の業績にはまだ、ケイト・スペードを買収した効果が出ていない。

  タペストリーの7-9月(第1四半期)決算では、「ケイト・スペード」と「コーチ」両ブランドの既存店売上高がアナリスト予想を下回ったほか、粗利益率も低下した。同社は今年、ケイト・スペードを24億ドル(約2740億円)で買収した。

Costs for Kate

  同社はケイト・スペード買収に関連して7-9月期に1億8800万ドルの費用を計上。これが影響して利益マージンは59.3%と、前年同期の68.9%から低下した。

  コーチ・ブランドの既存店売上高は前年同期比2%減少。コンセンサス・メトリックスがまとめたアナリスト予想は2%増だった。北米でのハリケーンやアジアでの台風、中国の祝日の時期などが影響した。ケイト・スペードの既存店売上高は9%減と、アナリスト予想よりやや大幅なマイナスとなった。

  一部項目を除いたベースの利益は1株当たり42セントで、アナリスト予想平均の36セントを上回った。ビクター・ルイス最高経営責任者(CEO)はケイト・スペード統合によるコスト削減効果は2019年通期に1億-1億1500万ドルになるとの見通しを示し、従来予想の2倍余りに引き上げた。

原題:Tapestry, Formerly Coach, Feeling Pain From Kate Spade Deal (1)(抜粋)

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