コンテンツにスキップする

ドル・円は上昇、日本株の大幅高受けて114円台前半

更新日時
  • 日経平均はバブル崩壊後の高値を更新し、25年ぶりの高水準
  • 米税制法案が進展するかが焦点、米金融政策へ影響-りそな銀
1503907627_JAPAN_YEN_Currency_04
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg
1503907627_JAPAN_YEN_Currency_04
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

東京外国為替市場のドル・円相場は上昇。米長期金利の低下を背景にドルが売られた前日の海外市場の流れが一服する中、日本株の大幅高を背景に1ドル=114円台前半まで水準を切り上げた。

  7日午後4時5分現在のドル・円は前日比0.4%高の114円15銭。朝方は113円台後半で小動きだったが、日本株の上昇に連れて徐々にドル買い・円売りが強まり、午後には114円16銭まで上昇した。前日の東京市場では一時114円73銭と3月以来の水準までドル高・円安が進行。その後急速に伸び悩み、海外時間には113円70銭まで値を下げていた。

  りそな銀行総合資金部市場トレーディング室カスタマーグループの武富龍太クライアントマネジャーは、株が非常に強く、「日経平均を見ながらついて行っている」とドル・円の上昇を説明。その上で、「12月の米利上げがほぼほぼ分かっていて、米税制が少しずつ動いている中でドルはやっぱり買ってしまう。ここで売って勝負はしづらい」と話した。

ドル・円は114円台回復

  7日の東京株式相場は大幅高。日経平均株価は反落して始まった後、徐々に騰勢を強めてバブル崩壊後の高値を更新し、1992年1月以来の水準に達した。米10年債利回りは時間外取引で前日比1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上げて2.33%付近。

  米下院歳入委員会は先週公表の税制法案の審議を週内に終える計画で、その後間もなく上院財政委員会が税制案を公表する予定。りそな銀の武富氏は、「減税の法案が進展するのかどうかが一番の焦点。これが変わってくると、そもそものベースの米経済や金融政策が変わってくる可能性がある」と話した。

  オーストラリア・ドルは同時刻現在、対ドルで0.3%安の1豪ドル=0.7671ドル。オーストラリア準備銀行(豪中央銀行)の声明発表後に一時0.7701ドルと2営業日ぶり高値を更新する場面も見られたが、その後伸び悩んだ。声明では豪経済成長の中銀予想におおむね変更はないとし、インフレについても徐々に加速するとの中心的予想が維持された。政策金利は市場の予想通り、過去最低の1.5%に据え置かれた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE