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【米国株・国債・商品】S&P500が下落-市場は税制法案に注目

更新日時
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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
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7日の米株式相場は反落。金融株が売られ、S&P500種株価指数は下げた。ドルは上昇し、米国債も小幅高となった。下院の税制改革法案が今週中にまとまると見込まれる中、市場は財政政策に焦点を移している。

  • 米国株はS&P500種が下落、市場は税制改革法案に注目
  • 米国債は小幅高-10年債利回り2.31%
  • NY原油は反落、買われ過ぎ感台頭-シェール増産も警戒
  • NY金は反落、ドル上昇や株価高値圏で

  S&P500種株価指数は前日比0.1%未満下げて2590.64。ダウ工業株30種平均は8.81ドル(0.1%未満)上昇の23557.23ドル。ニューヨーク時間午後4時半現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)未満低下し2.31%。

  TDセキュリティーズの米国担当チーフマクロストラテジスト、マイケル・ハンソン氏は「税制改革は現在、誰もが最も重要視している」と指摘。「上院は9日に独自の法案を発表すると表明している。その法案は主に下院の法案をベースとしているが、重要な相違点が含まれる可能性は高い」と述べた。

  ニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が反落。買われ過ぎたとの懸念に加え、シェール増産への警戒が広がった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は前日比15セント(0.3%)安の1バレル=57.20ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント1月限は58セント下げて63.69ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反落。2週間ぶり高値水準から下げた。ドルの持ち直しや株価が最高値圏で推移していることが手掛かり。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は前日比0.5%安の1オンス=1275.80ドルで終了。

  株式市場を世界的に見ると、この日はペルシャ湾岸諸国の株価指数が最悪のパフォーマンス。汚職取り締まりの動き拡大を嫌気し、サウジアラビアの主要指数は一時1年ぶりの下げとなる場面があった。

  原油相場はきょうは下げたが、前日は終値で2015年6月以来の高値となった。コメルツ銀行の商品調査担当らは7日付のリポートで、「現在聞かれているニュースから判断すると、近い将来に調整が起こることはないだろう。最新のサウジアラビア情勢は、原油価格に対するリスクプレミアムを正当化している」と指摘した。

Saudi Surge

  トランプ大統領のアジア訪問が続く中、北朝鮮の動きなどを巡り市場は地政学リスクにも警戒を強めている。

原題:Stocks Slide, Dollar Gains as Taxes Take Focus: Markets Wrap(抜粋)
Crude Recedes After Surge to Two-Year High on Saudi Disturbance
Silver ETF Holdings Sag to Six-Month Low as Rate View Saps Price
PRECIOUS: Gold Drops From Two-Week High as Dollar Strengthens

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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