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【NY外為】ドル下落、日中安値近辺-原油など商品相場が大幅高

更新日時
  • WTI原油が3%余り上昇、サウジの政治不安定を懸念
  • ドルは対円で下げに転じ、113円台後半まで下落
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Photographer: Scott Eells/Bloomberg
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Photographer: Scott Eells/Bloomberg

6日のニューヨーク外国為替市場ではドルが下落。ニューヨーク原油先物市場でウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が2015年7年以来の高値をつけ、その他商品が幅広く買われる中、ドルは主要通貨と新興国通貨の大半に対して下げた。

  サウジアラビアは、リヤドの国際空港に対するイランの週末のミサイル攻撃は戦争行為と見なし得ると非難。WTI先物は米東部時間の正午前に上げ幅を大きく広げ、約2年ぶりの高値に達した。サウジで汚職を理由に複数の王族や政府要職者が一斉に逮捕されたこともあり、同国の政治が不安定化するとの懸念が増大、資源国通貨が上昇した。ドルは正午前に円に対して下げに転じ、113円台後半まで値下がりした。

  ニューヨーク時間午後5時現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前週末比0.3%低下。ドルは対円で0.3%安の1ドル=113円71銭。ユーロはドルに対し0.1%未満上昇して1ユーロ=1.1610ドル。

Crude Correlation

  欧州の中核国債利回りが米国債利回りより大きく低下したことを背景にユーロは売られ、ニューヨーク市場の午前には1ユーロ=1.1580ドルの安値をつけたが、その後急速に持ち直し、下げを消した。

  新興国通貨は前夜の大幅な下げから持ち直した。中でも、金属相場の上昇を背景に買われたブラジル・レアルが上昇を主導した。

欧州時間の取引

  欧州時間にはユーロがドルに対して下落。銀行系トレーダーによるドル買い持ちの積み増しが背景だと欧州市場のトレーダー2人は指摘した。IHSマークイットが6日発表した10月のユーロ圏総合購買担当者指数(PMI)改定値は予想を上回ったが、ユーロ買いの手掛かり材料にはほとんどならなかった。

原題:Dollar Trades Near Session Lows as Crude Surges: Inside G-10(抜粋)
Euro Unresponsive to Data as Banks Go Long Dollar: Inside G-10(抜粋)

(相場を更新し、第4段落以降を追加します.)
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