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サンフランシスコ連銀総裁:物価水準目標、採用の利点を論文で説明

経済の潜在成長力を正確に判断するのが困難な状況では、2%という具体的なインフレ率よりも物価水準を目標にする方が高い効果を導き出せる可能性があると、米サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁が主張した。

  6日公表された小論文で、総裁は経済にどれだけの速さで成長する力があるのか当局者らには分からないと論じた。

  潜在産出量の推計値は労働力の拡大と予測の難しい生産性を基に算出されるため、これに大きく依存しない手法で金融政策を策定するのは理にかなうと指摘。物価水準目標はその要件を満たしており、金利がゼロ付近にある状況では特に安全性を高める可能性があるとしている。

  ウィリアムズ総裁は3日、記者団との電話会議で物価水準目標について「ゼロ金利制約に対処する強力な方法だが、それ以外の状況でも利点がある」と指摘。生産ギャップに不確実性があることから、「ゼロ金利制約とは関係なく、物価水準目標の採用に前向きな意見は常にある」と述べていた。

原題:Fed’s Williams Lays Out Case for Considering Price Level Target(抜粋)

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