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JPモルガンやシティ、フランクフルトの物件争奪戦スタート-関係者

英国の欧州連合(EU)離脱交渉が行き詰まりに近い状況にある中で、銀行は離脱に備えて準備していた業務移転計画を始動させている。焦点はフランクフルトだ。

  JPモルガン・チェースは追加のオフィススペースを確保しようと、近く賃借契約を締結しそうであり、シティグループとドイツ銀行は物件を探していると、事情に詳しい関係者らが述べた。ゴールドマン・サックス・グループは既に契約を結んだが、移動は2019年に入ってからだという。

Taunusturm

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写真家:Krisztian Bocsi / Bloomberg

  不動産仲介のサビルズのディレクター、ベン・レミー氏はインタビューで、「英EU離脱の影響で、各社はスペースを確保するための動きを早めている」と説明。法律事務所のベーカー・アンド・マッケンジーは5年後に完成する高層ビルの賃借契約を結んだが、レミー氏は「前例のないことだ」と語った。

  銀行は2019年の英離脱後も単一市場へのアクセスを維持するため、EU内へ従業員を移すことを計画。サビルズによれば、移転先として人気が高いフランクフルトでは賃貸用のスペースが10年ぶりの規模に近づいている。

原題:JPMorgan to Citi Said to Join Brexit-Fueled Frankfurt Space Race(抜粋)

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