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景気見通しがECBの債券購入ペースダウンを可能に-プラート理事

  • 10月26日の議論はペースと期間、選択性の3つが鍵
  • QEプログラムの期間を長くすることは価格圧力が高まるのに役立つ

欧州中央銀行(ECB)は債券購入のペースダウンを決定したとき、鍵となる3つの要素を検討したと、チーフエコノミストを務めるプラート理事が6日述べた。

  同理事はフランクフルトでのワークショップで、「資産購入プログラムの適切な調整を考える際、考慮すべき3つの重要な側面があった。ペースと期間、選択性の3つだ」と説明。「景気見通しの改善が目標に向けたインフレの段階的収れんについての自信を深め、これが購入ペース減速を必要とした」と語った。

  政策委員会は10月26日、2018年1月から債券購入の月額を現行の600億ユーロ(約7兆9500億円)から300億ユーロに減らすと発表。少なくとも同年9月まで継続することも決めた。

  プラート理事は購入の期間を十分に長く設定することで、低金利が続くとの見通しを安定させることができ物価圧力への支援になると論じた。必要ならばプログラムを再調整できる「選択性」も考慮したと述べた。

  同理事は「基調的インフレ圧力が徐々に高まるためには粘り強く辛抱強い金融政策が必要だという点をわれわれは常に強調してきた」とし、購入の「期間を長くすることで短期金利見通しをより長く抑えることができ、政策金利に関するフォワードガイダンスを補強することができる」と話した。

原題:ECB’s Praet Says Economic Prospects Allow for Less Bond-Buying(抜粋)

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