トランプ米大統領は6日、東京での財界トップとの会合で、日本が貿易で不公平な優位に立っているとして、この不均衡を米国での事業展開を容易にすることで是正する意向を示した。

川越市のゴルフ場での日米首脳
川越市のゴルフ場での日米首脳
Photographer: Franck Robichon/Pool via Bloomberg

  同大統領は「何十年にもわたり日本が勝ってきた。あなたたちはそれが分かっている」と発言。「米国の日本との貿易は現在、公平で開かれたものではない」と述べた。

  大統領は日本市場で米国車の売れ行きが悪いことに言及、日本が米国を不当に扱っていると述べた上で、日本の自動車メーカーが米国での生産を増やすよう求め、「米国に輸出する代わりに米国内での生産を試していただきたい。これは行き過ぎた要求ではない」と語った。

  大統領はまた、「環太平洋連携協定(TPP)は正しいアイデアではなかった。この部屋にいる一部の人たちが同意しないのは分かっているが、最終的には私が正しいことが証明されよう」と発言。TPPの枠組みとは別の方法で貿易に関する制限を緩和する方針だとしたが、詳細については、これまで阻まれてきたビジネスの取引を迅速化させる権限を自分は持っていると述べるにとどめた。

  財界との会合後に予定されている日米首脳会談でトランプ大統領は、ペンス米副大統領と麻生太郎副総理兼財務相による日米経済対話を踏まえ、議論を深める予定。

原題:Trump Complains of Unfair Trade With Japan, Defends TPP Pullout(抜粋)

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