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中国金融システムの脆弱性、著しく増している-人民銀総裁が再び警告

  • 「マクロ金融の脆弱性の大本は高いレバレッジ」と論考で指摘
  • 中国には改革深化と金融市場の開放が必要-周小川総裁
General Views of Shanghai Financial District Ahead of Communist Party Congress
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg
General Views of Shanghai Financial District Ahead of Communist Party Congress
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

中国の金融システムは高いレバレッジが原因で脆弱(ぜいじゃく)性を著しく増しつつあると、中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁が警告した。同総裁は中国の改革をさらに深化させることが必要だとの見解も示した。

  人民銀のウェブサイトに4日遅く掲載された長文の論考で周総裁は、金融システムは全般的に健全さを維持しているが、潜在的リスクは積み上がりつつあると指摘。こうしたリスクの中には「隠れていて複雑かつ突発的、他に波及する危険な」ものが含まれると記した。

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周小川総裁

Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

  周総裁はまた、中国が規制を強化するとともに、実体経済で市場原理がもっと働くようにすべきだと主張。さらに、資本規制の緩和による金融市場の開放と、本土での事業運営意欲を持つ中国以外の金融機関への制約を減らすことも必要だとの考えを示した。

Going Up

  周総裁(69)は「マクロ金融の脆弱性の大本は高いレバレッジだ」とし、「これは実体経済では過剰債務として、金融システムにおいては過度に急激に拡大する信用として反映されている」と指摘した。

  在任期間が15年という記録的な長さに上る周総裁は近い時期の退任が予想されている。今回示した見解は、同総裁がこのところ発している単刀直入な警告の一つであり、中国経済の債務水準を減らす当局の取り組みに変わりがない状況を示した。

原題:China’s Central Bank Chief Renews Warnings About Financial Risk(抜粋)

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