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トランプ米大統領が初来日、安倍首相と北朝鮮情勢など協議へ

更新日時
  • 5日は両首脳でゴルフ、6日に拉致被害者家族との面会も予定
  • 「同盟の絆を確固たるものにしたい」-安倍首相

米国のトランプ大統領が5日、ことし1月の就任後、初めて来日した。6日に行われる安倍晋三首相との首脳会談では、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮への対応をはじめ、日米同盟の重要性や安全保障分野での協力を確認するほか、経済分野では10月の日米経済対話の内容を踏まえ、通商問題も議論する予定だ。

U.S. President Donald Trump In Japan

日本に到着したトランプ米大統領とメラニア夫人

Photographer: Kazuhiro Nogi/AFP

  安倍首相は5日、大統領訪日で「日米同盟の絆をさらに確固たるものにしていきたい」と言明。首脳会談などで「北朝鮮情勢をはじめ、国際的なさまざまな課題についてじっくりと時間をかけて話し合いたい」との考えを示した。

  トランプ大統領は米軍横田基地(東京都)で軍関係者を前にスピーチし、日本は重要なパートナーであり、美しく、宝のような国で、誇り高い歴史を持っていると語った。

U.S. President Donald Trump In Japan

米軍横田基地でスピーチするトランプ大統領

Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

  外務省の発表によると 、トランプ大統領は5日午後、安倍首相とゴルフをプレー。プロゴルファーの松山英樹選手も参加して親交を深める。6日は午前中に天皇皇后両陛下と会見するほか、午後には日米首脳会談、北朝鮮による拉致被害者家族との面会、両首脳による共同記者会見も予定している。7日は次の訪問先である韓国に向かう。

  自民党の山本一太政調会長代理は5日、フジテレビの番組「新報道2001」で、日米首脳会談の意義について「最も大事なことは特に北朝鮮問題、安全保障の問題でしっかり米国と信頼関係を築くということ」と強調した。ただ、トランプ大統領が日米の2国間自由貿易交渉に言及する可能性があるとも指摘し、安倍首相の「外交手腕が問われるところだ」とも述べた。

  一方、立憲民主党の福山哲郎幹事長は同番組で、「安全保障よりも経済的なものの方がトランプ大統領としては、国内へのアピールはできる」と発言。具体的には牛肉、車、薬価などの分野で「日本にとっては非常に妥協し難いものを言ってくる可能性」があるとの見方を示し、安倍首相には日本の立場を「しっかりと言ってもらわなければいけない」と求めた。

(第2、3段落を追加します.)
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