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英中銀:次回利上げはEUとの交渉の首尾次第、離脱後か-ポンド下落

  • 中銀は2日に0.25ポイント利上げ、政策金利0.5%に
  • 最大のリスクはEU離脱、明瞭になった後に再検証へ

2日に約10年ぶりの利上げをしたイングランド銀行のカーニー総裁は、次の利上げは欧州連合(EU)離脱交渉の首尾次第との姿勢を示した。

  総裁は同日の記者会見で、経済見通しへの最大のリスクはEU離脱だとし、その首尾次第で「企業と家計は将来について、投資や支出の計画についての考え方を変える」と述べた。さらに「為替相場を中心に多くの金融資産の価格にも間違いなく影響が及ぶ。金融政策委員会は新たな見通しを検証し、適切に政策を調整しなければならなくなる」と語った。

  3日の外国為替市場でポンドは前日に続き下落。ロンドン時間午前8時30分現在0.1%安の1.3042ドル。2日は1.4%下げた。

10 Years

  カーニー総裁はEU離脱の道筋がもう少し明瞭になれば、中銀は現在の経済見通しを見直す公算が大きいとの認識を示した。将来の金利動向は見直し結果に左右されるとして「需給バランスと為替効果を根拠に利上げペースが速まるなら、それは適切な対応だ。為替と需給バランスの組み合わせから経済への一段の支援が必要だということになるなら、それも機敏で適切な対応だと考えるだろう」と語った。

  ブルームバーグ・エコノミクスのアナリストらは英国が2019年にEUを離脱するまでは、追加利上げはないとみている。

What A Rate Rise Means For Mortgage Holders

原題:BOE Tethers Rate Path to Brexit After First Hike in 10 Years (1)(抜粋)

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