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米アップル:10-12月売上高は市場予想以上へ-アイフォーンXで

更新日時
  • クックCEO:Xの需要は「極めて旺盛」、生産は「順調」
  • アップル株は時間外取引で上昇、3日のX発売控え店頭に長蛇の列
HONG KONG, HONG KONG SAR, CHINA - 2013/07/30: The Apple Store's logo is reflected in the touch screen of an iPhone in Hong Kong.

HONG KONG, HONG KONG SAR, CHINA - 2013/07/30: The Apple Store's logo is reflected in the touch screen of an iPhone in Hong Kong.

Photographer: Stefan Irvine/LightRocket via Getty Images
HONG KONG, HONG KONG SAR, CHINA - 2013/07/30: The Apple Store's logo is reflected in the touch screen of an iPhone in Hong Kong.
Photographer: Stefan Irvine/LightRocket via Getty Images

アップルが示したホリデーシーズンの売上高予想は大半のアナリスト予想を上回った。同社が「iPhone(アイフォーン)」の新機種「X(テン)」の力強い需要を見込んでいることを示唆している。

  アップルは2日の発表資料で、アイフォーン発売10周年を記念するモデルのXが寄与し、10-12月(第1四半期)の売上高が840億-870億ドル(約9兆5700億-9兆9100億円)と過去最高水準に押し上げられるとの見通しを示した。ブルームバーグがまとめたデータによれば、アナリスト予想は840億ドル。これまでの最高は2016年10-12月期の780億ドル。

  Xは有機EL(OLED)を使った全面ディスプレーと3D顔認識センサーという2つの重要な技術革新があり、生産上の問題により3日の発売時に供給量が限られるとみるアナリストもいた。ティム・クック最高経営責任者(CEO)はインタビューで、生産は「順調だ。毎週増えている。現状に満足している」と述べ、「アイフォーンXの当初の需要は極めて旺盛だ」と語った。

  オンライン注文ではXの入荷待ち期間は現時点で6週間だが、クックCEOによると、生産能力の拡大により2日後には待ち期間が短縮される見通し。2日には中国を含む複数の主要市場で既に同期間が短くなっているという。

The iPhone X Factor

  アイフォーンはアップルの売上高の約3分の2を占めており、同社の他の製品・サービスの要となるデバイス。Xが大ヒットすれば、「アップル・ミュージック」や「iCloud」といったサービスの成長に今後弾みが付く可能性がある。

  アップル株は今週、Xの需要が今後数四半期続くとの期待感から最高値を更新。2日の決算発表後の時間外取引では一時3.1%上昇した。3日のX発売を前にアップルの小売店の前では既に長蛇の列が作られている。

  7-9月(第4四半期)の決算は、1株利益が2.07ドルで、売上高は526億ドル。アナリスト予想では1株利益は1.87ドル、売上高は507億ドルと見込まれていた。グレーターチャイナ(大中華圏)の売上高は12%増の98億ドルだった。クックCEOは中国でアイフォーンと「iPad(アイパッド)」、「Mac(マック)」の市場シェアが伸びた点に言及し、「アイフォーンは予想を上回る売れ行きだった。新興市場国の多くでアイフォーンは2桁成長だった」と語った。

原題:Apple Tackles IPhone X Production Woes to Buoy Holiday Sales(抜粋)

(クックCEOの見解や7-9月期決算を追加して更新します.)
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