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「人生が全て奪い去られた」と元JPモルガン女性行員-不当解雇訴え

  • 資金洗浄が疑われる顧客について警告し、解雇されたとシャーキー氏
  • 同氏は未払い分の給与と精神的苦痛への補償、復職を求めている

米銀JPモルガン・チェースのプライベート・ウェルスマネジメント・グループを約8年前に解雇されたジェニファー・シャーキー氏は、自らの体験について「人生の全てが奪い去られたかのようだった」と米連邦地裁で陪審に語った。

  シャーキー氏はマンハッタンのニューヨーク南部地区連邦地裁で1日、詐欺とマネーロンダリング(資金洗浄)が疑われる顧客について警告し、それを理由にJPモルガンから2009年に雇用契約を打ち切られたと証言。この体験が原因で極度の不安と不眠に悩まされたほか、訴訟を巡る報道のせいで銀行業界で働けなくなったと訴えた。

  シャーキー氏は弁護士の質問に対し、「非常につらく、動揺させられる体験だった。全てが奪い去られたように感じられた」と述べた。同氏は2002年米企業改革法 (サーベンス・オクスリー法)の公益通報者保護にJPモルガンが違反したと主張し、未払い分給与と精神的苦痛への補償、復職を求めている。陪審の選任手続きで10月30日に始まった審理は、約1週間続く予定。

  JPモルガンは、シャーキー氏の解雇は同氏による顧客の調査とは無関係だと反論。仕事ぶりが悪く、別の顧客とのやりとりについて上司に虚偽の報告をしたことが解雇の理由だと説明している。これに対し、シャーキー氏は同行の主張を否定している。

原題:Ex-JPMorgan Wealth Manager Recounts Life-Altering Firing (1)(抜粋)

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